本谷 秀堅(名工大)

「画像処理の基礎と応用の間」

Neural Networkが画像処理システムの性能を大幅に上げつつある。画像処理システムを構築する古典的な枠組みにおいては、画像からの特徴抽出処理と、その特徴を利用する対象の識別処理を個々に作り上げていた。一方のNeural Networkを利用する構築法では、特徴抽出と識別処理とが同時に実現される。このことは、特に画像からの特徴抽出をボトムアップにデザインしてきたエンジニアの多くには、驚きを持って迎えられている。本講演では、そもそも古典的な枠組みにおける難点がどこにあり、それがNeural Networkでどのように解かれつつあるのかを探りたい。

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